「引き寄せの法則」って本当？どうすれば幸運を引き寄せられるの？
引き寄せの法則を正しく理解しよう
「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことがあるひとは多いでしょう。
ですが、引き寄せの法則について正しく理解している人は意外と少ないかもしれません。
よく「願っただけで希望が望みがかなうなんてあり得ないよ」といって引き寄せの法則を否定する人がいます。
しかし、実は引き寄せの法則とは、願い事が実現するという性質のものではありません。ここを勘違いしてしまうと、引き寄せの本質を見失ってしまいます。
願いごとがかなうのではなく「考えていることが現実になる」
実は、引き寄せの法則とは、「考えていることが現実になる」というものであり、願い事がかなうというものではありません。
「ん？どう違うの？」と思った方もいるかもしれませんが、この両者は根本的に違うものです。
例えば、あなたがいつもパチンコに行っている人であれば、頭の中ではいつも「パチンコに行きたい」と考えています。
すると、あなたはパチンコに行きます。そうしてあなたはパチンコに行くという現実を引き寄せています。
しかし、あなたが「パチンコで勝ちたい」と思っていても、必ず勝てるとは限りません。勝ちたいという願いが実現するわけではないのです。
つまり、希望がかなうのではなく、頭の中で考えている通りの行動を取り、その行動によって現実が起こっているというわけですね。
会社に行くのがつらくて、毎日いやいや働いているサラリーマンは、本当は会社を休みたいはずです。
でも、休みたいという願いとは裏腹に、毎日会社にいって働いています。これは、頭の中で「会社には嫌でもいかなきゃいけないものだ」と考えているからです。考えている通りに行動をしているだけなのです。
頭の中にあるイメージに従ってしか人間は行動できない
私たち人間は、頭の中にあるイメージに従って生きています。逆に、頭の中にない行動をとることは絶対にできません。
お風呂に入る前には無意識に「お風呂に入ろう」と思っています。歯を磨く前には「歯を磨こう」と考えています。
そしてそのとおりに行動をしているのです。
現実はすべて自分の思考から生まれている
私たちの日常は、こうして普段無意識に考えていることによって構成されています。
目の前の現実が先にあって、それを見て何かを考えていると思いがちですが、実は全く逆なのです。自分が考えていることにしたがって、現実が生まれているのです。
すべては自分からはじまっているのです。
例えば、毎日「楽しくない」「お金がない」「イライラする」「なにをやってもうまくいかない」そう考えている人は、必ずそういう現実が毎日やってきます。
逆に、「楽しいなあ」「しあわせだなあ」「なにをやってもうまくいくなあ」そう考えている人には、そんな毎日を引き寄せます。
なぜなら、自分の目の前の現実は自分の思考が投影したものだからです。
「何言ってるんだ。お金がないから悩んでいるんだ・お金があったら困ってないだろ」といいいたくなるかもしれません。
ですが、これは本当に逆なのです。「お金がないお金がない」と思い続けるから、もっとお金を失うのです。
「お金がない」という不足感は、お金を増やしたいという欲求を呼び起こします。その結果、ギャンブルに使ったり、信じがたい投資詐欺にひっかかってしまったりします。
この不足感が、よりお金を失う原因になっています。
「ないない」と思うからなくなっていきます。そしてますます「ないない」と考えてしまい、この無限ループに陥っています。
「お金がない」と思わなければ、お金はなくなりません。逆に増えていくのです。
引き寄せの法則はこう使おう
自分の現実を充実したものにするためには、「先に頭の中でしあわせになること」がすべてです。
「しあわせだなあ」
「ご飯がおいしいなあ」
「毎日楽しいなあ」
「お金に困らないなあ」
こんなふうに、頭の中でしあわせを妄想し続けてみて下さい。言葉にも出して、しあわせを連呼して下さい。
それだけであなたの現実はしあわせになっていきます。思った通りのことを引き寄せてきます。
なぜなら、あなたの現実はいつもあなたの頭の中から始まっているからです。
しあわせも不幸もその人の感じ方次第
結局、しあわせも不幸も、すべて自分次第です。
雨が降ってイライラする主婦がいれば、新しい傘をさせて大喜びしている園児もいるのです。
目の前のできごとに対して、しあわせを感じるか不幸を感じるかは、すべてあなたの頭の中で決定されています。
雨がふること自体には、もともと意味などないのです。
だったら、しあわせフィルターを通して毎日を感じたほうがよくありませんか？
それだけで、人生全てがしあわせになっていきます。
引き寄せの法則とは、すべて自分の頭の中から現実が始まっていることを理解して、楽しいイメージだけを持って過ごしましょうねということなのです。
ヘンリー・フォードの名言に学ぶ
あのアメリカの有名な自動車会社・フォード車を創設したヘンリー・フォード氏はこんな名言を残しています。
自分が成功すると信じている人がいる。
自分は失敗すると信じている人もいる。
彼らのどちらも正しい。
この言葉には、人の人生が凝縮されています。
よくも悪くも、人生はその人の思った通りになるよと教えてくれています。
ぜひこのことに気づいて、よりしあわせな人生を歩んでいきましょう。
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